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2006年03月13日
タイヤの機能と構造
タイヤの機能と構造
タイヤの4大機能
車が走行するとき、路面に接しているのはタイヤだけです。 回転するタイヤは車両の重量を支えながら、エンジンやブレーキのパワーを路面に伝えなくてはなりません。
このように、タイヤには以下の働きがあります。
○荷重支持機能
車体や乗員・積荷の荷重を支える働きです。
○制動・駆動機能
エンジンからの駆動力を路面に伝えて発進や加速・減速させたり、ブレーキのパワーを路面に伝えて車体を制動させる働きです。
○緩衝機能
走行中に路面の凹凸によって発生する衝撃を吸収して、緩和する働きです。
○進路保持機能
行きたい方向に曲がったり、直進を保つ働きです。
これらの機能を維持する為に日頃の点検が欠かせませんが、より有効な点検をする為には、基本的な知識も必要です。
タイヤのサイズと用語
1タイヤ外径タイヤの大きさのことで、タイヤの外周部分の直径。
2タイヤの総幅(※)
タイヤの側面の模様または文字などのすべてを含むサイドウォール間の直線距離。
3適用リム幅(※)
タイヤの性能を有効に発揮させるのに適したリム幅のことで、標準リムと許容リムがあります。標準リムとはタイヤに最も適した幅と形状をもつリムを指し、最適幅はタイヤ幅の70~75%とされています。(インチ単位)
4リム径(※)
タイヤに適合するホイールのリム径です。(インチ単位)
5断面幅〔タイヤ幅〕(※)
タイヤのサイドウォール間の直線距離。(mm単位もしくはインチ単位)
6タイヤの高さ
タイヤ外径からリム径を引いた数値の1/2。
7トレッド幅
タイヤ路面の幅のことで、原則として両側の最も突出した部分の幅を指します。
8トレッド半径
クラウンRともいい、曲率半径をmm単位であらわします。
(※は、JISやJATMA規格で定めているもの)
扁平率
タイヤの断面形状(プロファイル)の偏平比の度合を表す数値で、下記の式により求めます。
単位は、%です。
(タイヤの高さ/タイヤの幅)*100
サイド部にこのマークがついているタイヤは、方向性パタン(ユニディレクショナルパタン)を採用したタイヤです。 必ず、表示された矢印を前進時のタイヤの回転方向に合わせて装着します。 また、これとは別に、非対称の方向性パタンを採用したタイヤは、必ずアウト側(OUTSIDE)、イン側(INSIDE)の表示に合わせて装着します。 |
タイヤの構造はトレッド部、ショルダー部、サイドウォール部及びビード部に大別されゴム層、ベルト、カーカス、ビードワイヤーなどの部材で構成されています。
1.トレッド部
路面と直接接する部分で、カーカスを保護するとともに摩耗や 外傷を防ぐタイヤの外皮で、表面にはトレッドパタンと呼ばれる溝が刻み込まれており、濡れた路面で水を排除したり、駆動力・制動力が作用した際のスリップを防止したりする。
2.ショルダー部
タイヤの肩の部分で、カーカスを保護する役目を持つ。
3.サイドウォール部
走行する際に最も屈曲の激しい部分で、カーカスを保護する役目を持ちます。
また、タイヤサイズ、メーカー名、パタン名などが表示されています。
4.ビード部
カーカスコードの両端を固定しており、同時にタイヤをリムに固定させる役目を負っている部分です。
内部のビードは、高炭素鋼のワイヤーを束ねた構造になっています。
5.ベルト
ラジアル構造のトレッドとカーカスの間に円周方向に張られた補強帯です。
カーカスを桶のたがの様に強く締付けトレッドの剛性を高めています。
現在はのタイヤは、主にスチールコードを使用しているものが主流です。
6.カーカス
タイヤの骨格を形成するコード層の部分です。
タイヤの受ける荷重、衝撃、充填空気圧に耐える役割を持っています。
タイヤの種類・サイズ等によりポリエステル、ナイロン、レーヨンコードなどを使用します。
2006年03月13日 17:09