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2006年01月27日

カーナビの話2

地図データ記憶媒体の進化

 

「地図データを何に収録するか」というのは、カーナビを開発する上で避けて通ることができない道のひとつでした。
 
詳細なデータを収録すればするほど、必要とする容量は増えていくため、カーナビは常に各時代で選択できる、大容量メディアを利用してきました。

全国を一枚のCD-ROMに収録していた地図データ用メディアは、その後、CDでは、容量が足りず関東、東北などの地域ごとに区分した詳細情報を持つメディアを複数枚を入れ替えて使う方式になりました。
1997年にはさらに大容量のDVD-ROMが採用され、再度それらを1枚に集約する事ができました。
地図の基礎データとしてはこの段階で、ほぼ完成したと、言ってよいのですが、さまざまな、検索や、3D表示、音声案内などに対応する為には、8.5GBの容量を持つDVD-ROMでも不足が感じられるようになってきました。
特に、検索のスピードはまだまだ改善の余地が有るように思われました。

そこへパイオニアが2001年5月、ハードディスク(HDD)ナビ『AVIC-H09』を発表します。
PC ではごく一般的である10GB容量のHDDを地図用のメディアとして搭載。検索速度の向上を図るだけではなく、DVD/CDドライブからのリッピング機能を持たせ、HDD内に設けられたユーザースペースにMP3ファイルを収録することも可能とした。オプション品として販売された10GBのHDDをもう1基増設した場合、その収録曲数は最大2000曲にも達する。一度聞いたCDがMP3化されて収録されるため、ドライブの度に大量のCDを持ち歩く必要もなくなりました。

このように、 CD >> DVD >> HDDと進化してきた地図データー記憶媒体ですが、本来のカーナビゲーション機能には、DVDで既に完成形に達していたともいえる為、その価格の手軽さも手伝って、DVDタイプもまだまだ、販売されています。


ここで、HDDとDVDのそれぞれの比較をしてみます。


DVDタイプ

メリット
価格と機能のバランスに優れている。またDVDソフトも見ることができる
地図データーの更新が簡単

デメリット
HDDナビと比べると情報量が少なく、起動やスクロール、ルート検索にも多少時間がかかる


HDDタイプ

メリット
地図画面がリアルで美しい。ルート案内以外の機能も多彩で、動きもスムーズ

デメリット
機能を省いた低価格モデルもあるが、DVDに比べればやはりまだ高価
地図データーの更新がDVDと比べてめんどう。


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>>>>つづく





2006年01月27日 13:32