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2005年12月13日

冷却水の交換1

冷却水の交換1

冷却水は、通常、新車時3年、その後2年毎の交換が指定されている事が多いようです。

冷却水は、軟水(水道水)にLLC(ロングライフクーラント)が30%~50%程度混ざった物です。

LLC(ロングライフクーラント)
LLC(ロングライフクーラント)の主成分は、エチレングリコールで、これに各種金属(鉄・アルミ・銅系)に対する防錆添加剤が入っています。
時間の経過に伴い、LLCは、主成分のエチレングリコールが徐々に酸化され腐食性物質が生成されていきます。
また、腐食防止のための添加剤も消耗し、防錆性能が低下していきます。
このため、定期的に交換する必要が有ります。

自動車メーカーによって、赤(ワインレッド)または、緑の物が有りますが、色が違うだけで、性能に違いは有りません。
しかし、補充する場合、この色を混ぜると、とても汚い色になってしまうので、止めておいたほうが良いです。



交換の方法
まず、充分に冷えた状態で、ラジエターキャップを外します。
運転席でヒーターの温度調整つまみをHOT側にMAXにします。
次にラジエターには、下のほうにドレインのネジが付いています。
(写真の黄色の矢印)
このねじは、金属の時も有りますがプラスチックの蝶ネジの場合も有ります。
このネジを緩めると勢いよく、冷却水が出てきます。
昔は、そのまま下水に流してしまいましたが、最近は環境問題が有るのでバケツなどで受けてましょう。
出てくる量は、おおむね6L~10L位です。
本来は、エンジンにもドレインプラグが有る場合が多いのですが、こちらは無視します。
この後、時間が有れば、ラジエター内部を掃除しておきましょう。
まず、ラジエタの下側のロアーホースを外して、ここからラジエター側に水道水をホースで勢いよく流し込みます。
ホースの隙間からこぼれますが、ウエス等で塞いでドンドン入れますと、そのうちラジエターキャップの取り付ける所から溢れます。
この時、水の流れは通常と逆になので、かなりの水垢が出てくる場合が有ります。

ラジエターのドレインを締めて、ロアーホースを外した場合は元どおりつなぎます。
水道水をラジエターに一杯になるまで注入します。
このあと、サーモスタットが開く温度まで水温を上昇させます、普段の走行時の目盛りまで水温計が上がれば、OKです。
この時、ヒーターの水路にも水を流す為、ヒーターはMAXで動作させます。
水温が充分上がったら、エンジンを止めて、冷えるのを待ちます。
水温が充分下がったら、再度ドレンボルトを緩めて、冷却水を抜きます。
この作業を2~3回繰り返すと、冷却水は全くの無色(水道水のままの色)になりますので、古いLLCは全て抜けた事になります。

やってみれば解りますが、この作業は、待ち時間が多くけっこう時間がかかります。
業者に頼んでも、ここまで丁寧にはやってもらえない(通常はドレインから抜いておしまい)ので、あまり神経質になる必要は有りません。
また、水温が0度以下に下がらない地域であれば、一日で作業を終わらせなくても、一週間程度は、水道水だけで走っていても平気です。また、この間に、市販のラジエター洗浄剤(遅効タイプ)を使用する事もできます。

>>>続く

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2005年12月13日 22:42